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2023/05/20更新

A4413-01 岐阜県各務原市 かかみがはら航空宇宙科学博物館
        Kakamigahara Aearospace Science Museum, Kakamigahara City, Gifu Prefecture

              
チケットの変遷
 

  1 館外常設展示機   KV107 YS11 US1A P2J SA316 

  2 館内常設展示機 実験機等 UFXS X1G1 FA200 飛鳥 試作ファンジェットエンジン OH6         
                          K117 KHR OHX
T-2CCV  

  3 館内常設展示機 実験機等以外  乙式一型 グラーデ KAT1 F104J T2 T33A T1 T3
                                                     OH6J N62 FA200 
KH-4  KAL-1  KV107模型  ×FA200 

  4 グライダー(館内常設展示2機 Cigunas、収蔵庫4機 、返納1機) 三田式 萩原式 防大式 
  5 倉庫の機体 KAT1 T1B KM2 
  6 展示機の復元や再塗装記録など
A4413-11 航空歴史館 かかみがはら航空博物館はパワーリフト歴史の展示館でもある
A4413-12 航空歴史館 T-33A空輸のエピソード
A4413-13 航空歴史館 UF-XSの改造母機について
A4413-14 航空歴史館 ベンチュリー管が4本も付いている川崎KAT-1 その働き

 

1 館外常設展示機 

×  シュド アルーエトSA316B JA9093
1972/12/13 c/n1988 シュドSA316B アル―エトV
1973/01/23 JA9093登録 名古屋市 定置場名古屋空港
1991/09/19 抹消登録
1996/03/23 かかみがはら航空宇宙科学博物館へ展示
2016/07/26 ヘリコプター 歴史保存協会へ譲渡 搬出

 2016年

726日に撤去、ヘリコプター歴史保存協会に引き取られました。私は仕事があったので撤去作業には立ち会えませんでしたが既に説明看板も台座もなくなっています。撤去前に撮った写真(2016/7/16)と撤去後の写真(2016/7/30)を添付します。屋外展示機の中で痛みが一番進んでいたこと、各務原の博物館の展示趣旨からは外れた機体ということもあり、今度の博物館リニューアルを機に撤去が決まったのですが、スクラップ処分ではなく、ヘリコプター歴史保存協会に引き取っていただけたのは幸いでした。

かかみがはら航空宇宙科学博物館での最後の姿 撮影2016/07/16 小山澄人

搬出後 撮影2016/07/30 小山澄人


2007年

撮影2007/05/01 YS45

◎ バートルKV-107UA-4 51804     KV
1973/09/28   c/n4089  陸上自衛隊へ引渡 448,494千円
1995/12/05 第1混成団第101飛行隊で用途廃止
1996/03/23 かかみがはら航空宇宙科学博物館へ展示

撮影2007/05/01  YS45
107

◎ YS-11A JA8731  YS
1969/02/25   c/n2099 初飛行
1969/03/20 JA8731登録 全日空 定置場大阪国際空港
  エアーニッポン
1995/12/07 伊丹から岐阜基地へ空輸 抹消登録
1996/03/23 かかみがはら航空宇宙科学博物館へ展示

撮影2007/05/01 YS45

YS-11の洗浄  かかみがはら航空宇宙科学博物館支援ボランティアの小山澄人
YS-11の洗浄  かかみがはら航空宇宙科学博物館支援ボランティアの小山澄人





◎ 新明和US-1A 9078   US1
1983/03/31   c/n2008   海上自衛隊へ引渡 第71航空隊
1995/12/12 用途廃止
1996/03/23 かかみがはら航空宇宙科学博物館へ展示

    現役時代写真へのリンク


撮影2019/11/11  山本晋介



撮影2019/11/11  山本晋介


撮影2007/05/01  YS45

◎ 川崎P-2J 4782     P2
1979/01/27   c/n7081  海上自衛隊へ引渡
1994/05/26 第7航空隊で用途廃止 鹿屋から岐阜基地へ空輸
1996/03/23 かかみがはら航空宇宙科学博物館へ展示

撮影2007/05/01  YS45 
 

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2 館内展示 実験機等 パワーリフト歴史の展示館でもある参照  内2

◎ 防衛庁技術研究本部 高揚力研究機X1G1B TX-7101 (サーブ91B)

詳細は  へ

撮影2003/08/10  HAWK

◎ 実験飛行艇 UF-XS 9911 詳細は新明和UF-XS研究
  グラマン社 米陸軍SA-16Aとして製造 c/n153? 
米海軍(BusNo149822)から海上自衛隊への供与の経緯は
A4413-13参照
1962/12/25 新明和工業甲南工場でUF-XSへ改造 初飛行
1963/03/30 海上自衛隊へ引渡 オ-6911
  大村航空基地でSTOL性能のテストに従事
1967/12/09 大村航空基地から新明和甲南工場へ最終飛行  用途廃止
  静岡県三保東海大学航空博物館へ屋外展示
1996/03/23 かかみがはら航空宇宙科学博物館で修復展示 

撮影2003/11/10 佐伯邦昭

 

◎ 低騒音STOL実験機 飛鳥 JQ8501
  c/n8501 川崎重工で製造 STOL-1 飛鳥 JQ8501
1985/10/28 JA8501 初飛行 
1989/03/30 岐阜で最終飛行 97回 167時間10分の飛行をもって用途廃止
1996/03/23 かかみがはら航空宇宙科学博物館に展示

撮影2003/08/10  HAWK



国産ファンジェットエンジン試作機 FJR710/600S   ファンジェット

撮影2018/08/05 佐伯邦昭

 

◎ STOL実験機富士FA-200改 JA3263 STOL実験機 

1966/03/31 FA-203
FA-200
c/n1 JA3263登録 航空宇宙技術研究所  定置場調布
1966/07/09 FA-200改 c/n改1 STOL実験機に改造 エンジン140馬力→180馬力等
  FA-200XS 主翼を境界層吸い込み式に新設計
1995/07/19 FA-200改 抹消登録
1996/03/23 FA-200改 かかみがはら航空宇宙科学博物館に展示

撮影2003/08/10  HAWK

 

◎ 川崎KA370 OH-6J改 複合材ヒンジレス・ローター・システム実験機 31058  
1974/02/15 c/n6361 陸上自衛隊に引渡
1990/05/10 OH-6J改 新型ローターテスト用に改造 初飛行
  用途廃止
2004/06 かかみがはら航空宇宙科学博物館で修復展示

 かかみがはら航空宇宙博物館の修復工房にて復元作業が行われていたKA370こと「OH-6J複合材ヒンジレス・ローター・システム実験機」ですが6月6日展示場へ移動されました。諸種の事情から油圧化された操縦系統と電装関係の復元が見送りとなり、100%の完全復元とまでは至らなかったのが心残りですが、この機体のキモである複合材ヒンジレス・ローターはほぼ完全に復元できました。

参照 http://koyama-s.la.coocan.jp/KASM_volunteer/workshop/0304_0305/0304_05.html

撮影2004/06/06  小山澄人

全関節型ローターヘッド 撮影2016/08/05 佐伯邦昭

◎ 川崎BK117P5 先進飛行安全技術実証機 JQ0003

  BK117 試作3号機
  川崎重工/ATICの飛行実験機
2001/04/20 かかみがはら航空宇宙科学博物館に展示

撮影2007/12/23  小山澄人 

 

◎ 川崎BK117 構造試験用の試作02号機 

c/n0002 展示用に改造

撮影2007/12/23  小山澄人

 

◎ 川崎KHR-1リジット・ローター実験ヘリコプター 復元機

 機体番号は 2500 です。 本機も実験機ですが、理由は分かりませんが"JQ"は付いていません。本復元機はオリジナルのKHR-1の部品がMDCしか現存していなかったため、キャビンやフレーム、エンジン等は別機のものを寄せ集めて復元されています。ちなみに、復元機のベースにしたKH4は、エースヘリコプター()が所有していたJA7370JA7476です。

撮影2007/09/15  小山澄人

 

◎ 川崎OH-X モックアップ

撮影2003/11/10  佐伯邦昭

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◎ 川崎ベル47G3B-KH4 JA7110
1971/12/14 c/n2193 JA7110登録 海上保安庁 定置場広島航空基地

広島航空基地 撮影1980/02/02 佐伯邦昭
1981/09/10 海上保安庁除籍 
1982/01/09 神山産業 定置場東京ヘリポート
1982/02/05 新日本ヘリコプターサービス→エビエーションサービス 定置場東京ヘリポート 
1986/06/26 関東総合学園 定置場川越ヘリポート
1990/03/30 エースヘリコプター 定置場富士宮市
1992/05/06 抹消登録
1996/03/23 かかみがはら航空宇宙科学博物館に展示

撮影2007/02/18 小山澄人


◎ 三菱T-2CCV 29-5103
1972/07/06 c/n003 XT-2 29-5103 航空自衛隊に引渡 実験航空隊所属  
1982/04/06 飛行開発実験団
1983/08/09 T-2CCV Configurated Control Vehicle 型に改造 初飛行
1984/02/16 カナード翼取り付け 初飛行
1984/02/16 フライ バイ ワイヤー システム 初飛行
  実験終了後 岐阜基地に格納
2014/12/02 かかみがはら航空宇宙科学博物館へ展示

 T-2 CCV研究機は当博物館がオープン当初から展示機として貸与を希望していた航空機ですが、航空自衛隊の保存指定航空機に選定されているということもあり、自衛隊外に貸与されるのは難しいと思われてきました。各務原市の粘り強い申し入れと、当博物館が日本の航空機開発の歴史上、重要な役割を担った航空機を数多く展示していることが認められ、晴れて貸与・展示されることになったのです。大変光栄なことで嬉しいことです。

かかみがはら航空宇宙科学博物館へ到着 撮影2014/12/02 小山澄人


館内へ搬入


館内展示


   

 

3 館内展示 実験機以外 内3

◎ 川崎KAL-1 JA3074
  c/n1002 参照川崎の オカルさん
1953/09/18 JA3074登録 川崎航空機工業 定置場岐阜飛行場
1965/07/19 抹消登録
1966 大阪市交通科学博物館に展示
2014/03/31 交通科学博物館閉館
2014/12/02 かかみがはら航空宇宙科学博物館へ展示

 川崎KAL-1は、JR西日本と製造メーカーの川崎重工業のご厚意により、実に48年ぶりの里帰りとなりました。

収蔵庫で組立完了 撮影2014/11/30 小山澄人


 その他の写真は航空歴史館KAL-1に転記しました。

 

◎ 川崎KAT-1 JA3084  おおよど1号      A4413-144本のベンチュリー管の働き 参照

川崎KAT-1 JA3084の経歴

1954/02/04 c/n2001 川崎航空機 運輸省航空大学校 愛称おおよど1号 定置場宮崎空港
1962/10/22 運輸省航空大学校で用途廃止
1962/10/26 抹消登録
1962/10/26 展示 航空大学校→東海大学三保→滝川市こども科学館
2002 かかみがはら航空宇宙科学博物館へ移管
2003/04 かかみがはら航空宇宙科学博物館で修復 展示

         撮影2003/08/10  HAWK
        

撮影2012/03/04 にばさん
 


     

 

◎ 川崎KAE-240エンジン

 

◎ ロッキードF-104J 36-8515

1963/02/28 c/n3015 ノックダウン生産 航空自衛隊に引渡 201飛行隊
1986/04/18 飛行実験団で用途廃止
1996/03/23 かかみがはら航空宇宙科学博物館に展示

撮影2002/09/23 HAWK 

撮影2003/11/10  佐伯邦昭                      J79エンジン

 

◎ 三菱T-2 19-5173

1981 c/n132 航空自衛隊に引渡
  ブルーインパルス  
2001/10/19 飛行実験団で用途廃止
1996/03/23 かかみがはら航空宇宙科学博物館に展示に展示

撮影2003/11/10 佐伯邦昭

 

 ◎ MD/Mitsubishi  F-4EJ 07-8431 

1980 c/n M131 航空自衛隊に引渡
1984/07/19 改型に改造後First Flight
1984/12/12 飛行開発実験団に配備
2021/03 用途廃止
2023/02/19 かかみがはら航空宇宙科学博物館に展示

 撮影2023/04/01  高田 和彦


 撮影2023/04/01  高田 和彦


 撮影2023/04/01  高田 和彦



 F-4EJ搬入に伴うレイアウト変更

 F-4EJは機体が大きいのでどのようにレイアウト変更されたのか高田和彦さんに定点写真をお送りいただきました。
  KAT-1 JA3084が UF-XSの左側に移動しています。

変更前 撮影2018/04/08 高田和彦             変更後 撮影2023/04/07 高田和彦
 




 

◎ ロッキードT-33A 61-5221 

1956/11/22 c/n1021 US55-5155 航空自衛隊に引渡
1997/03/31 飛行開発実験団で用途廃止
1996/03/23 かかみがはら航空宇宙科学博物館に展示
T-33A空輸のエピソード参照

撮影2002/9/23  HAWK

 

◎ 富士T-1B 05-5810

1960   c/n T1F2として製造    航空自衛隊実験航空隊へ引渡
  T-1F1(T-1B)へ改修
現役時代については
T-1
参照 
2006/03/02 岐阜基地で最終飛行
2006/03/02 飛行開発実験団で用途廃止
2007/01/16 かかみがはら航空宇宙科学博物館へ貸与 展示

展示記念式典  撮影2007/01/16   小山澄人


◎ ロールスロイス ブリストル オルフュース Mk.805 

 2007/03/28、T-1Aに使用されていたオルフュースMk.805エンジンがかかみがはら航空宇宙科学博物館に搬入展示されました。 空自の第13飛行教育団で教材として使用されていたものとのことです。

撮影2007/04/01  小山澄人

 

◎ 富士T-3 11-5547 

1981/11/28   c/n047     航空自衛隊へ引渡  第11飛行隊
2005 飛行開発実験団
2007 飛行開発実権団で用途廃止 第2補給処で保管
2008/07/26 かかみがはら航空宇宙科学博物館へ貸与 収蔵庫に搬入
2008/10/01 同館展示場で一般公開

撮影2008/10/04  小山澄人 

 

◎ 川崎ヒューズOH-6J 31081 

1975/02/24 c/n6385 陸上自衛隊に引渡
1994/09/14 第4飛行隊で用途廃止
1996/03/23 かかみがはら航空宇宙科学博物館に展示(ヘリコプター原理説明用)

撮影2003/11/10  佐伯邦昭

 

◎ 伊藤忠N-62 JA3251

1965/10/20 c/n0101 ロールアウト
1965/12/22 JA登録 伊藤忠 日本飛行連盟 定置場調布
1969/08/28 日本航空学園 定置場同校
1984頃 飛行停止 抹消登録未済
1996/03/23 かかみがはら航空宇宙科学博物館に展示

撮影2002/9/23  HAWK

 

× 富士FA-200 JA3483

1969/10/07 c/n51 JA登録 日本フライイングサービス 定置場調布
1978/06/01 抹消登録
  中日本航空学園教材
1996/03/23 かかみがはら航空宇宙科学博物館に展示
2019/03 岐阜工業高等学校へ移譲

撮影2003/11/10  佐伯邦昭

 

◎ 乙式一型偵察機 サルムソン2A-2 復元機

撮影2003/11/10  佐伯邦昭

 

◎ 乙式一型偵察機 サルムソン2A-2 プロペラ実物 No145 (日本航空協会から寄贈) さぷ

撮影2012/09/29 小山澄人



                    二つの穴は、どこかで展示する際に開けたものか?

◎ 乙式一型偵察機 サルムソン2A-2 プロペラ  (松本零士氏から寄贈)

   307(又は807) 大正12年4月製造の陸軍造兵廠 名古屋工廠 熱田兵器製造所製

    
撮影2012/09/29 小山澄人
    

TOP

◎ 修復工房内の乙式一型(サルムソン2A-2)前部胴体 

撮影2003/11/10  佐伯邦昭

◎ ハンス グラーデ単葉機復元機

撮影2003/11/10  佐伯邦昭

 

◎ IHI-XF3-30ジェットエンジン T-4用試験機

全関節型ローターヘッド 撮影2016/08/05 佐伯邦昭

◎ アリソンV1710水冷エンジン

全関節型ローターヘッド 撮影2016/08/05 佐伯邦昭

◎ MG5ターボシャフトエンジン  三菱MH2000に搭載

撮影2016/08/05 佐伯邦昭

 

◎ 富士FA-200 MK1034 ムービングエア

富士FA-200 MK1034の経歴

  製作 (強度試験機か?)
  名古屋空港ビル屋上 疑似飛行体験機
1996/03/23 かかみがはら航空宇宙博物館

撮影2008/12/20  小山澄人


 博物館内の階段の下で幼児用搭乗機になっています。胴体しかなく、色は塗り替えられMK1034を示す銘板も何も残っていませんが、2006年までは博物館の収蔵庫に本機の主翼と尾翼が保管されていました。JAナンバーでもNナンバーでもないレジの付いた主翼に、一体何のFA-200だったのだろうかと疑問に思っていましたが、特に調べる気にもならなかったので、そのまま放っていました。

 主翼と尾翼は、既に展示できる状態ではなかったため、2006年の収蔵庫整理の際に廃却が決まり、そのまま処分されてしまったと聞いています。偶然にも、廃材置場に置かれていたMK1034の主翼を撮った写真がありましたので添付します。なんとか"MK1034"が読み取れるでしょうか?
撮影2006/01/29 

 機体構造は金属製で、実機と全く同じ作りでした。博物館に持ち込まれた時点でエンジンは搭載されておらず、プロペラは木製、計器類は全てダミーだったそうです。強度試験用の機体か何かでしょうか?  (小山)

 

◎ 消火用ノズルと救難用ホイストを付けた川崎バートルKV107UA-SM模型

 KV107UA-SMは、ROYAL SAUDI AIR FORCに13機引き渡され、うち7機が消防型でした。これは、JA9509三代目長良号にノズルなどを装着した模型です。

撮影2016/09/21 高田和彦

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4 グライダー       

◎ 日本大学 モーターグライダー Cigunas  Cigunas  

航空情報1972年5月号

  


撮影2016/08/15 佐伯邦昭

× 富士B5 JA2084 防大B-5 (防大B-5改1)
  c/nB5-1 富士重工業 設計本庄季郎 
1965/12/22 JA2074登録 富士重工業
1966/01/25 防衛大学校 購入価格 3,200千円 防大B-5
1968 防大B-5改1型に改造
1995/05/22 用途廃止
  かかみがはら航空宇宙科学博物館に貸与 翼等が破損状態のため修復工房に保管
2008/04 修復工房から収蔵庫に移転
2011秋 防衛大学の要求により返納

防衛大学へ返還直前 収蔵庫内 撮影2011/10 小山澄人


説明板 撮影2008/04 小山澄人

修復工房内 撮影2008/04 小山澄人
 

     

                  

 三田式3型改1 JA2091

JA2091の経歴

  軽飛行機開発業 c/n67-7 
1968/03/21 JA登録 日本航空協会 JAA 11 定置場 日本航空協会格納庫
  大島宏彦 定置場岡崎滑空場
1960/01/10 小島司(北関東ソアリングクラブ) 定置場渡良瀬滑空場 
  抹消登録未済
1984/12/26 かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫に展示

撮影2011/07/23 小山澄人

◎ 軽飛行機式SS-2 JA2114

JA2114の経歴

  軽飛行機開発業 c/n69-23
1968/03/21 JA登録 日本航空協会 JAA 16 定置場霞の目飛行場
  大島宏彦 定置場岡崎滑空場
  抹消登録未済
1984/12/27 かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫に展示

撮影2011/07/23 小山澄人

 萩原式H-23BA-2 JA2023

JA2023の経歴

  萩原木材工業 c/n23  
1957/03/23 JA登録 日本飛行連盟 定置場渡良瀬滑空場 
  松平和子
1960/01/10 小島司(北関東ソアリングクラブ) 定置場渡良瀬滑空場 
  抹消登録未済
  かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫に保管

撮影2011/07/23 小山澄人
 

◎ 萩原式H-23C-2 JA2077
  三田式3型改1 JA217
6
  三田式3型改1 JA2080

JA2077の経歴

  厚木グライダー 萩原式H-23C-2 c/n88  
1966/08/02 JA登録 日本航空協会 JAA 7 定置場岡崎滑空場 
1984/12/26 大島宏彦  定置場岡崎滑空場 
  抹消登録未済
  かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫に保管


JA2176の経歴

  太南工業 三田式3型改1 c/n74-48
1975/09/05 JA登録 太南工業 CIGOGNEU 定置場妻沼滑空場 
1979/11/01 奥平光保  定置場船橋市日大理工学部
  抹消登録未済
  かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫に保管


JA2080の経歴

  軽飛行機開発 三田式3型改1 c/n66-2  
1966/10/24 JA登録 学習院 定置場富士川滑空場 
1978/06/29 小倉正剛 定置場富士川滑空場 
  抹消登録未済
  かかみがはら航空宇宙科学博物館収蔵庫に保管
 

撮影2011/07/23 小山澄人


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5 倉庫の機体

◎ 川崎KAT-1 JA3100 おおよど2号 (1号機は

JA3100の経歴

1955/09/01 ロールアウト C/N2002 
1955/09/30 JA3100登録 運輸省 航空大学校 愛称おおよど2号 定置場宮崎空港 
1962/10/26 抹消登録
  東京都立航空工業短期大学へ展示
1993 東京都から各務原市へ寄贈 
  かかみがはら航空宇宙科学博物館で復元を試みるも断念、収蔵庫に保管

撮影2010/10/10 小山

 博物館の修復工房で復元に取り掛かったものの、長年の屋外展示のため状態が悪く、よりよいJA3084が展示されることとなったため、分解状態のまま博物館の収蔵庫にて保管中です。20083月まで博物館の修復工房ガラス越しに展示の状態にあったため、下郷資料では「dpy」となっています。(小山)

 倉庫で復元修復を待つ富士T-1B 85-5801 

   独立行政法人東京文化財研究所所有 2002/04/27芦屋基地から搬入保管   富士T-1A/B研究参照 

撮影2003/11/10  佐伯邦昭

◎ 倉庫で復元修復を待つ富士KM-2 6255

富士KM-2 6255の経歴

1965/05/29 c/nTM-25 海上自衛隊へ引渡 
1980/05/27 第201航空隊で用途廃止
  東京都立航空高等専門学校A3606に展示
  かかみがはら航空宇宙科学博物館に収蔵

撮影2003/11/10  佐伯邦昭

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6 展示機の復元や再塗装記録など 

@ KAT-1の復元作業

修復作業始まる 撮影2003/02/08  小山 澄人           修復工房から屋内実機展示場に移動 撮影2003/04/19

 


A P-2J 4782の再塗装作業定点観測 撮影2006/04/01〜12/16  小山 澄人 

再塗装前 2006/04/01


作業開始 撮影2006/11/05


再塗装中 2006/11/26                          再塗装完了 撮影2006/12/16



B 富士T-1B 05-5810 搬入 撮影2007/01/16   小山澄人

 1月16日、富士T-1B 05-5810が岐阜基地から かかみがはら航空宇宙科学博物館への搬入され、支援ボランティアとして作業に立ち会いました。機体は、岐阜基地から博物館側へ続く工事車両用道路を牽引車で引かれて約1時間かけて搬入されたものです。機体の分解等はされていません。






C 富士T-3 搬入 撮影2008/07/26  小山 澄人



D 新明和US-1A 9078再塗装完了 撮影2008/10/11   小山澄人 

日替わりメモ2008/10/13から

 再塗装に寄せて  須賀さんからメールと画像

 1983/05 小松島航空基地にて

 実機と接する機会の少ない身ですが、再塗装のUS−1A [78]は心に残る機体の一つです。
 昭和58年5月徳島県の小松島基地航空祭へUS−1Aが展示されると知って遠路掛け付けました。

 行ってみると出来たてホヤホヤの「78」でした。(1983/03/31海上自衛隊へ引渡)
 一般には充分に知られていなかったのか観衆は少なく、私は、機長(S2尉)からいろいろと話を聞くことができました。この機体の大きな特徴であるSTOL性の説明から「境界層」という言葉に始めて接したりしました。撮影は禁止でしたが非公開の機内に特別に入れてもらい、コックピットも見ることができ、強く印象に残っています。

 その年の11月には岐阜の「83国際航空宇宙ショー」で「78」に再会しましたが、以後、岩国へ何回か行っても、何故か[78]に巡り合うことがなく、そんなわけで表紙絵は全く久しぶりで旧友に会ったような思いです。塗装替えのせいで25年昔の“新品”並の見栄えです。右の写真は持参のカメラでS機長に写して貰ったものですが、「78」も私も若かった・・・。

佐伯から : まるで単独見学のような記念写真とともに、いいお話しです。各務原で化粧直しをした[78]も小松島航空基地のスベリを利用して上陸し、初めて民間人を機内に導いたことを思い出しているに違いありません。

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