個別機体解説 JA5077 大韓航空へリースも
JA5077の製造番号・形式・主な経歴
形式
c/n 2185 DC-3A-269B → C-48B → DC3A-S1C3G
米陸軍航空隊時代の名称がC-47ではなくてC-48であることに注意。民間から徴用したDC-3にはC-48からC-52までの名前が付けられましたが(例外もあり)、本機のC-48Bは、R-1830-51エンジンを付けた機体16機のうちの1機ということ以外、詳細は不明です。
1940/1/13
Northwest Ailines NC25610 "6"
1942/6/8
USAAF C-48B 42-56629
1944/7/*
NC25610
19**
N8341C (在中国?)
19**
Civil Air Transport N1790B
19**
中国共産党に接収されたとの情報もあり
エアブリテンのThe Douglas Commercial Story の32ページに N1790B C.A.T.Captured by Communists. Returned.N491 Bonanza,5.55.とあります。これまた詳細は不明です。
1955/5/*
Bonanza N491
1961/2/27
Air Ferry Inc.
1961/5/13
JA5077登録 全日空 定置場東京国際空港
広島空港 撮影1963/09 佐伯邦昭
更 羽田空港 1960年代 提供 鈴木一弘 撮影は鈴木氏の父 画像クリックで拡大します
1962/10/29
大韓航空公社へリース JA5077 → HL-2005
1962(昭和37)年に日本航空と全日空が韓国の国営大韓航空公社にDC-4とDC-3をそれぞれ1機づつ貸し出し、10月29日に羽田で引き渡しました。
全日空DC-3のJA5077はHL2005の登録記号をつけ、1ヶ月4,100ドル(147万6千円)のリース料金で6ヵ月間の契約でした。
二国のダブルレジスター JA5077→HL-2005 提供飛龍会
東京国際空港 撮影1962/10/27 赤塚 薫
東京国際空港 撮影1962/11/03 geta-o
日本航空が同時にリースしたダグDC-4 JA6012とHL-4003のダブルレジスターについては
ダグラスDC-4研究のJA6012に掲載
1963/9/
JA5077 長崎航空 質問箱参照
撮影1966/05/03 福岡又は長崎空港 HSC-M
鹿児島空港 撮影日不明 永野修一
福岡空港 撮影日不明
1967/11/30
全日空が長崎航空の定期旅客輸送業務を吸収
伊藤忠管理 八尾空港 片山秀次
1968/9/18
JA5077 抹消登録
1968/*/*
Winner Airways B-313