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航空歴史館

外国展示の日本国産機 アメリカ編

Aircraft made in Japan of American exhibition

プレーンズ オブ フエーム航空博物館
◎ 零式艦上戦闘機51型 61-120
1944/03 日本海軍第261航空隊サイパン島アスリート飛行場で防空任務につく 61-120所属
1944/06/18 米第165海兵連隊アスリート飛行場を占領 61-120を含む零戦13機を無傷で捕獲
1944/07/12 米空母コパイが捕獲零戦12機と予備エンジンなどを甲板に積み、米本土へ輸送
1944/07/16 コパイがサンディエゴ入港
1944/07/28 61-120 サンディエゴのノースアイランド基地で整備
1944/08/05 61-120 エドワーズ少佐により最初のテスト飛行
1944/08/22 61-120 ワシントン特別区 アナコスティア基地へ空輸
1944/08/22 61-120 メリーランド州パタクセントリバー基地へ飛行 以後テスト飛行
1944/10/18 61-120 チャールス リンドバーグ氏搭乗テスト飛行
1944/11/16 61-120 テスト終了 アナコスティア基地へ空輸
1945/01/11 61-120 ノースアイランド基地へ空輸
1945/09/30 61-120 アラメダ基地へ空輸
1945/10/01 61-120 余剰機となり、シアトル市のエジソンテクニカルスクール(整備士養成学校)へ払い下げ
  61-120 プレーンズ オブ フエーム航空博物館が取得 飛行展示可能
   

Plains of fame Museum 撮影1978/06/28 



その他の写真は零戦52型里帰り記録参照

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     1999年も押し迫った12月、プレーンオブフェィムで濱野善行さんが撮影された世界唯一の雷電
    戦後TAIUにより米本国に持ち帰られ徹底的に整備をしたののち、性能確認の
    試験飛行が行われました。

    その結果は、カタロブデータ上の最高速度596km/hに対し、ハイオクタン価の燃料で飛ばしたところ
    671km/hが出たのは有名なお話です。
    そのこじんまりとした外形から小型機の印象がある雷電ですが、実際には火星エンジンを搭載して
    1800馬力を超えるパワーに、機体重量も3.4tという重戦であることは、やはり実機を見ることで
    ようやく実感できることです。

    海外に保存されている我が国製造の国産機を見るたびに、国立航空博物館の不備を嘆くことに
    なるのが哀しいですね。
    

    2020年7月より座間市役所に展示された雷電21型の外板パネルのリンク

        新 Plains of fame Museum 撮影 1999/12/13 濱野善行