HOME・SITEMAP 日替わりメモ 大分県目次 広島県目次    TOP
航空歴史館 掲載16/07/11

 

ビーチクラフトB50 ツインボナンザ JA5013の生涯

国際航業時代
▼ 共立航空撮影時代
大分県山香町 富士見病院保管場所
東広島市八本松での展示
 

ビーチクラフトB50 JA5013の経歴

1954/05/06 c/nCH-48 N3588B
1954/11/16 JA登録 藤沢航空サービス 定置場東京国際空港
1956/06/25 国際航業 定置場東京国際空港 
1972/10/19 共立航空撮影 定置場調布飛行場
1977/09/30 抹消登録
  別府富士見病院の内田院長が取得、大分県 山香町の理研病院敷地に保管
  大分県を経て東広島市に展示
1958年 国際航業

国際航業 撮影1958/03 仙台空港 戸田保紀




1960年 国際航業

撮影1960/04/04 大阪国際空港 Twinbeech


1962年 国際航業

国際航業 撮影1962/11/03 東京国際空港 geta-o

1989年 杵築市(旧速見郡山香町)理研病院に保管  山香

撮影1978/05/04  門上俊夫

撮影1989/08/09  ぱぶりか

2000年 東広島市八本松 田島運送の田んぼ  八本松

撮影2000/07/23 佐伯邦昭

 風によって架台ごと回転します。紐のようなものは工事現場などにある点滅照明付きワイヤー


2002年11月〜12月移転及び再塗装作業 

1 2002年11月、市の道路拡幅のため30mほど移動することになり、機体を降ろした機会に化粧直しをしようと、地元の元自動車整備屋さんに塗装を頼みました

 

 

2 その方は簡単に考えて引き受けたらしいですが、取り掛かってみると飛行機の複雑な曲線や凹凸に出くわして、予定の日数と予算ではとても完成しないことに気が付きました。

 そこで持ち出したのがコンプレッサー動力のサンダーです。私は、たまたまその時に撮影に行って化粧直しを知ったのですが、もう、サンダーでの作業を止めさせることも叶わず、呆然と見守るしかありませんでした。

 ここへ据えた時に田島氏が塗ったとおぼしきエナメル塗装が浮き出ている個所が多く、それを落とすには効果的でしたが・・・・・・

3 専門家の方にこの画像を送ったら、まるで私が悪いかのように叱声が飛んで参りました。
 無理もないです。青のエナメルを削った下から、国際航業か共立航空時代の青の塗装が現れ、そこまではよかったのですが、更に削って新造時の錆び止めと思われる緑の塗料、更にはああジュラルミンの地肌が出てしまった・・・・・・ この田んぼの中でリペラント液を塗り、高圧水噴射で洗い落とせとは、とても言えませんですよ。設備や汚染の問題もありますし。

4 数日して行ってみると、とにもかくにもマスキングをしてウレタン塗料の吹きつけが行われていました。

 

 

 

 

5 山香町時代にくらべると、尾翼の日の丸がでっかくなったり、共立マークが消えたりはしましたが、外観としてはまずまずの仕上がりです。

 

 

6 以前は水平に置いていましたが、今度はやや上昇の左旋回姿勢になりました。

 

 

 

 

7 離陸上昇中の後ろ姿です。

 2002年12月、見事に移転と化粧直しと左旋回姿勢への変更が完成しました。

 

 


2012年8月

撮影2007/08/12


電飾用発電機


2009年8月  

撮影2009/08/12


2013年11月

撮影2013/11/17



2014年8月

撮影2014/08/12 豊作を予想させる稲田の上で気持ちよさそう


2015年7月

著変なし 撮影2015/07/18 佐伯邦昭

   

TOP