ヒコーキマニア人生録 58 掲載16/12/28
追加18/09/09
極上ライフ おとなの秘密基地 高田和彦さんのソリッドモデル人生
2018年9月 75歳ソリッドモデル展開催
2016年11月 テレビ愛知放映 極上ライフ おとなの秘密基地 木製飛行機模型
写真提供 高田和彦 (名古屋三点クラブのホームページ高田さん75歳個展に詳細な画像があります)
〇 75歳ソリッドモデル展
ホテルの一室を借り切り、30ページに及ぶカラーの図録をタダで配布し、ご家族親類を20人も呼んで宴会宿泊と、費用が一体いくら掛かったのか? ひと事ながら心配です。根が貧乏性故です。
高田さん曰く 『 一生に一度・75歳のお祭り騒ぎ、場所も良く大満足・関係者に大感謝です。費用は30年来こんなことも念頭に貯め続けたヘソクリ也 』 と。 う-ん! 偉いなあ! に続く言葉がありません。
高田さんからメール
昨日の表紙絵!素晴らしいの一言です。F-86Fでこれほど美しいと感じた写真はありません。
この写真に限り(余り好きでもない)ブルーインパルスの塗装も苦にならず、逆に好きな銀ピカより美しさを強調しているように感じます。
ハンターのもって回ったような美しさとは異なり、理詰めの無駄のない迫力のある美しさを感じました。しかしソリッドモデルにするにはやはり銀ピカの赤シャチマークですが・・・。
(テレビ愛知提供)
イントロダクション
八嶋智人曰く ” これ、プラモデルではありませんよ、木で作っているんですって ! ”
ソリッドモデルとは
秘密基地の主 名古屋三点クラブの例会にて
その気持ち分かります
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製作過程大公開
切断
つばさ かんな掛け
のみで更に薄く
かまぼこ板にサンドペーパーを貼り付け
胴体 分割工法
削り方終わり
下塗り サーフェース
磨き
細い棒に両面テープを貼ってその上に水ペーパーを
磨きが終わると‥
下地塗り前から
下地塗り後
完成まで
残念ながら撮影はここまで
子どもの頃、伊丹基地の近くに住み
中学生にしてこの大作
その頃の高田少年の撮影記録 伊丹にて
彩雲会に入会
作った機体 130機
コメント
終わり
編集後記 2016/12/28 佐伯邦昭
テレビ愛知の「極上ライフ 大人の秘密基地」スタッフが名古屋三点クラブの情報から、これぞ極上ライフにふさわしいと目を付けて、高田さんのお宅で7日間、延べ40時間にわたってコルセアの製作状況を撮影したそうです。
正味25分の番組なので、下塗り後の磨きまでで終わっており、色塗りや小物の製作が省かれているのが残念ですが、材木が飛行機の姿になるまでの過程はうまくまとめられています。既に名古屋三点クラブのホームページにスチール写真が公開されていますが、私は、極上ライフという番組趣旨を生かしたいと思い、彼の60年の模型人生にも焦点を当てて編集してみました。
歴史派記録派ヒコーキマニアといえども、模型のひとつや二つは手がけたことがあるでしょうし、マニア人生に隔たりはありません。私が、大阪の彩雲会展に広島から出かけていくのも「極上ライフ」に共通する「或る力」に引っ張られているような気がします。
下は、11月の第21回彩雲会展で、浪速の名匠高見保市さんとのスリーショットです。高見さんも高田さんも彩雲会出身で、今は名古屋三点クラブで活躍しています。
当日のゲスト出品 高田さんの最新作グローブ マスター
高見さんについては、人生録旅行記25中の「浪速の名匠 高見保市の世界展」もご覧ください。
古典書籍 プラモデル出現以降は手掛ける出版社もない
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