HOME・SITEMAP 日替わりメモ 茨城県目次 伝説の時代から現代まで 航空史抜き書き

航空歴史館いしぶみ

 

土浦市陸上自衛隊霞ケ浦駐屯地 

飛行船ツエッペリン伯号 飛来跡記念碑など

 

Zepperin Airship Monument
A3057-09 茨城県阿見町 陸上自衛隊霞ヶ浦駐屯地
 Kasumigaura Army Camp, Ami Town, Ibaraki Prefecture
A3003-04 茨城県土浦市 陸上自衛隊霞ヶ浦駐屯地
 Kasumigaura Army Camp, Tsuchiura City, Ibaraki Pref.
       

×  飛行船ツエッペリン伯号飛来跡記念碑  霞ヶ浦駐屯地飛行場東南側フェンス沿いに設置してあった頃

2018年 記念碑建立の跡地(格納庫があった場所)が阿見町の名所に指定されています。

撮影2018/05/26 飛行浪人


2002年

 飛行船の下にある建物模型は、第一次世界大戦の賠償としてドイツから移築建設していた格納庫で、ツエッペリン伯号来日の際使用したものです。記念碑は格納庫のあった位置に設置されていました。

撮影2002/7/3  佐伯邦昭

 

◎  駐屯地広報センター前に移設 撮影2009/05/17  MAVERIC



◎ ツエッペリン伯号交歓記念 日独友好濫觴乃地碑 

思い出 建設中の飛行船格納庫 出展:杉山ひろかず

 飛行船の格納庫は、第一次世界大戦でドイツから賠償品として持ってきたものです。それを霞ヶ浦航空隊に移築中の写真です。

 別名、「押収格納庫」とも言われていたそうです。1923(大正12)年 関東大震災の時に移築中だったそうですが、ちょうどお昼時だったので高所にいた作業員さんも降りていて、けが人はいなかったそうです。  (日本陸海軍の翼のかけら 掲示板から)

 

ツエッペリン伯号の実写 撮影1929/08 霞ケ浦海軍航空隊  森 久信      

 森さんは、幼児を霞ヶ浦海軍航空隊将校の叔父さんの宿舎で育てられたそうで、その関係で持っておられた写真が77年ぶりに陽の目を見ました。
 1枚は三菱の横断幕をバックに多分船長やドイツ大使館の方々の記念写真を撮ろうとしている場面を別の人が撮ったもののようです。両側のスリーダイアに挟まれた文字はDOLしか読めませんが、何の宣伝でしょう。
 もう1枚は、入庫か出庫かどちらかの光景ですね。霞ケ浦航空隊のまるで全員が出てきて手伝ったり見物したりしているみたいです。10人程度のスタッフでいとも簡単に離陸してしまう現代飛行船とはえらい違いです。

 森さんのホームページGRAF ZEPPELIN