群馬県館林市立資料館で2025年7月19日から9月21日まで 戦後80周年の企画展が開催されていました。
すでに終了してしまいましたが 収蔵品として保管されていますので紹介します。
群馬県館林市立資料館に2025年5月28日 飛燕の残骸が館林市木戸地区集会所から資料館に引き取られました。
当機は昭和20年2月16日 新垣小尉が搭乗し墜落したもので1979年(昭和54年)2月19日から3日間に渡って発掘されたものです。
詳しくは写真の中の記事に詳しく書かれています。
機体とエンジンがばらばらになり地中に深く入っていたことを考えると墜落時の衝撃のすごさを感じます。
戦争の悲惨さを後世に残すためにも 今後も常設展示などが行われたらと思います。
館林市立資料館 HPより

撮影2025/08/14 酒井収 写真をクリックすると拡大して説明が読めます 以下同様




木戸地区集会所 2025/05/15

木戸地区集会所 2025/05/28

館林市 文化財保存庫からの搬出 2025/07/15










味方識別色の黄色と日の丸の赤が残る

操舵用と思われるワイヤー


羽布貼りはエレベータかラダーのもの?








燃料噴射ポンプ











以下 2025年9月23日追加記事
1979年発掘時の写真





注:小林照彦体長は航空自衛隊 浜松基地でT-33A搭乗中の事故で殉職しています。 関連記事 リンク


陸軍館林飛行場



補足
1947/11/03 国土地理院 米軍撮影航空写真 黒枠内が館林飛行場

上記航空写真では飛行場地区は農地にされているようですが格納庫などはしばらく残っていたようです。