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航空歴史館
1955年9月 第3回航空日記念『これからの航空』展覧会
A3612-4
東京都中央区日本橋 三越本店 Mitsukoshi Department Main Store, Tyuo-Ku, Tokyo Metropolitan |
日本橋三越本店で開催された 第3回 航空日記念 航空展覧会のパンフレット
ETさんが保管していた1955年に開催された1955年9月 第3回航空日記念『これからの航空』展覧会のパンフレットです。 以下のコメントを併せて頂いています。
『第3回のパンフを今改めて見るとかなり多岐にわたる内容ではなかった思われます。
官庁、民間企業、大学も幅広く出展していますが、メーカーの社名が今では見かけないものばかりで、時代が感じられます。
昭和30(1955)年はGHQによる航空機の研究・生産の解除からまだ4年ぐらいしか経っていない時期であったことから関係者は張り切っていたことしょう。
古い資料なので見にくいと思いますが戦後の航空史の一端を知ることができるかと思います。
資料にもあるようにこの年デパートの1階には「空のしらみ」立飛R-MH型小型飛行機、屋上にはなんとF86-Fが展示されました。
ただし、このセイバーは米軍用途廃止機に日の丸を描画した代物だったようです。しかし近くに米軍基地などない東京のど真中のデパートの屋上に展示されたのは驚きでした。
空自にF86が米空軍から初めて供与されのはこの年の12月でした。
当時はまたカメラを持っていなかったので記録できなかったのが今でも残念です。
もしこのサイトをご覧の方の中で撮影された方がいらしたら是非投稿して頂ければ大変うれしいです。』
(ET) 2021年6月1日