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麻績(おみ)村 麻績村立聖(ひじり)博物館  航空資料館

 

 
航空資料館の趣旨
館外の航空機展示
   F-86D 94-8146
   F-86F-40 82-7865
   T-34A 51-0337
   F-104J 46-8608
   C-46D 91-1144
   H-19C 11-4716
航空資料館の航空部品等展示
番外  デゴイチと軍艦陸奥の主砲

 

A4370-1 長野県東筑摩郡麻績(おみ)村 聖(ひじり)博物館原 航空資料館                       
             Omi Air Museum, Omi Village,
Nagano Prefecture
◎ 麻績(おみ)村立聖(ひじり)博物館 航空資料館の趣旨  開設1971年10月

撮影2005/08  金澤理勝

撮影1979/10/14 横川裕一


撮影2002/10/22  にがうり

 
   

館外

屋外展示

× カーチスC-46D (91-1144) 

C-46D 91-1144の経歴 

1959/12/22 c/n296 US43-47225 航空自衛隊に引渡
1963/01/21 用途廃止
  頭部などを聖博物館に展示
  撤去 岐阜基地に返還


2012年

撮影2012/11/18 クリスタル


2008年

撮影2008/08/15  HAWK


撮影2008/08/15  HAWK
 


撮影2008/08/15  HAWK 鉄の塊のようになっている


2005年

撮影2005/08  金澤理勝


2002年

撮影2002/10/22  にがうり                       

 


 

1979年

撮影1979/10/14 横川裕一




TOP

◎ ノースアメリカンF-86D 94-8146   

F-86D 94-8146の経歴 

1959/05/19 c/n173/167 US51-6023 航空自衛隊に引渡
1968/10/01 第102飛行隊で用途廃止
  聖博物館に展示
2004秋 岐阜基地の隊員により再塗装

2012年

撮影2012/11/18 クリスタル


2006年

撮影2006/08/15  HAWK  熱意は分りますが、ちょっとひどいね


2005年

撮影2005/08  金澤理勝


2002年

撮影2002/10/22  にがうり


1980年

撮影1980/08 阿施光南 尾翼のマークは麻績村章

 


1979年

撮影1979/10/14 横川裕一





 

 

× シコルスキーH-19C 11-4716

H-19C 11-4716の経歴 

1961/04/25 c/nM55-030 航空自衛隊に引渡
1973/01/21 用途廃止
  聖博物館に展示
2004頃 撤去

2002年

撮影2002/10/22  にがうり



1980年

撮影1980/08 阿施光南 聖高原号と記入


 


1979年

撮影1979/10/14 横川裕一

TOP

◎ ノースアメリカンF-86F-40 82-7865

F-86F 82-7865の経歴 

1958/12/15 c/n238-95 US56-2867 航空自衛隊に引渡
1980/08/29 第6飛行隊で用途廃止
  聖博物館に展示
2004秋 岐阜基地の隊員により再塗装

2012年

撮影2012/11/18 クリスタル


2005年

撮影2005/08  金澤理勝


2002年

第6飛行隊マーク 撮影2002/10/22  にがうり

カーチスC-46Dの部品による説明 撮影2006/08/15  HAWK
 

 

◎ ビーチクラフトT-34A 51-0337

T-34A 51-0337の経歴 

1955/03/05 c/nKD-27 航空自衛隊に引渡
1973/09/28 第11飛行隊で用途廃止
  聖博物館に展示
2004秋 岐阜基地の隊員により再塗装

2012年

撮影2012/11/18 クリスタル


2006年

カーチスC-46Dの部品による説明 撮影2006/08/15  HAWK


2005年

撮影2005/08  金澤理勝


2002年

撮影2002/10/22  にがうり


1980年

撮影1980/08 阿施光南
 

 

◎ ロッキードF-104J 46-8608

F-104J 46-8608の経歴 

1964/06/24 c/n3108 航空自衛隊に引渡
1980/10/21 第205飛行隊で用途廃止
  聖博物館に展示
2004秋 岐阜基地の隊員により再塗装

2012年

撮影2012/11/18 クリスタル


2008年

   撮影2008/08/15 HAWK 展示機に近づけさせない効果的な張り紙 
  


2005年

撮影2005/08 金澤理勝


2002年

撮影2002/10/22  にがうり

カーチスC-46Dの部品による説明 撮影2006/08/15  HAWK
 

 

TOP

 


航空資料館(元小学校管理棟)の航空部品等展示 館内

◎ 石川島播磨J79-IHI-11A

室内改装 撮影2015/09/15 クリスタル

 

撮影2006/08/15  HAWK

◎ P&W R-2800-75

室内改装 撮影2015/09/15 クリスタル


撮影2006/08/15  HAWK

◎ ジェットエンジン カットモデル 

撮影2006/08/15  HAWK
 

 以下室内改装に併せてすべて撤去、一部は航空自衛隊岐阜基地に返還された模様ですが、その他の行き先は不明です。 (2015/11/26 クリスタル)

 先月、行方不明だった品の一部が、同館倉庫より発見されましたので、ヒコーキ雲に掲載されている品について、消息を報告させていただきます。
 尚、現存している品については、常設展示は、されていません。
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・サルムソン乙式一型プロペラと主桁 - 現存(確認したところプロペラは甲式3型のモノでした。
 「主桁」については「主翼支柱」と表記した方が良いかと思われます。)
・富士T-1操縦練習機 - 撤去(自衛隊へ返還)
・ロッキードF-104Jノーズコーン - 撤去(恐らく自衛隊へ返還。詳細不明。)
・キ100五式戦闘機残骸の一部 - 一部現存(大きい部品のみ現存。細かい部品は行方不明。)
  
・三菱九六式陸上攻撃機の初期木製プロペラ山本五十六揮毫 - 現存
 (2022/10/02 クリスタル)

 上記連絡より下記リストの現存マーク ◎に修正しました。(編)


更 ◎<未公開> サルムソン甲式三型 プロペラ 主翼支柱  (乙式一型から訂正。主桁から主翼支柱に変更)

撮影2007/04/16 小規模板工房


× 富士T-1 操縦練習機  (撤去 自衛隊へ返還)

撮影2006/08/15  HAWK
 
× ロッキードF-104Jノーズコーン 

撮影2006/08/15  HAWK
更 ◎ キ100 五式戦闘機残骸の一部  (大きな部品は残存。細かいものは不明)

撮影2006/08/15  HAWK
 

 

 撮影2022/09 クリスタル


 撮影2022/09 クリスタル  各部拡大写真  クリックで大きな画像が見られます
  
更 ◎ 三菱九六式陸上攻撃機の初期木製プロペラ 山本五十六揮毫

撮影2005/08  金澤理勝
 

 

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番外 デゴイチと軍艦陸奥の主砲 番外

蒸気機関車 D51-769

撮影2015/09/15  クリスタル


 

軍艦陸奥の主砲砲身

撮影1980/08 阿施光南


撮影2006/08/15  HAWK




 

日替わりメモ 2012/11/17

〇 麻績(おみ)村立聖博物館 航空資料館のページを一新

 阿施光南さんから1980年撮影の写真を頂いたのを機会にページを一新しました。各機体を撮影年ごとに見ていくと、初めはF-86D、H-19C、T-34でスタートし、以後、F-86FとF-104Jが加わり、H-19Cが老朽撤去されたようです。

 ここは、マニアとして必ず訪れてみるべき博物館だと思います。航空資料館設立の趣旨が、小学校の建物を文化遺産として保存するに当たり、明治以降の文化の流れを象徴するものとして航空機の発展を取り上げて、過去を偲び、現代を知り、未来に夢を持とうという、実にユニークなものであるからです。

 失礼ながら長野県民性を象徴する理屈のようにも感じます。しかし、貴重な航空遺産の蒐集展示に対して、歴史派ヒコーキマニアとして文句をつける筋合いのものではありません。

 展示物には、これも県民性を象徴する理屈の多い説明が付けられています。間違いも散見されますが、その泥臭さには多くの博物館の気取った説明板にはない熱意を感じます。

 また、すべてを紹介できていませんが、館内には、F-104とT-6のエンジンを分解したと思われる個々の部品もあり、消化不良気味の展示ながら、それらに興味を持つ人には技術史の勉強になるでしょう。

 番外としてSLデゴイチと軍艦陸奥の主砲を掲載しておきました。D-51は2006年の撮影ですが、愛好家の手で綺麗に整備されている様子が伺えます。それに反して、醜く汚れていた自衛隊機は、2004年に自衛隊員の手で再塗装されましたが、ステンシル文字等が全滅で、まるでデカールを貼る前のプラモデルのようになっています。

 テツ屋さんとヒコーキ屋の層の違いも歴然とする聖(ひじり)高原景勝の地のユニークな博物館であります。 編集者も行ってみたいです。

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