事故1日後 撮影2015/04/15( 水) 広島空港 佐伯邦昭 |
14日午後8時5分ごろ、アシアナ航空のOZ162便、仁川発広島着のA320-232 HL7762が広島空港滑走路に28に低空で進入し、左エンジンと翼、左水平尾翼がローカライザー無線標識に接触して、双方を破壊し、滑走路中ほどから逆向きに回転して逸脱し、飛行場南側に停止しました。幸いに火災が発生せず、乗員乗客82人はシューターで脱出し、人的被害は軽症者23人で済みました。
以下、申し訳ありませんが、野次馬取材です。
@ 全便運休となっても、リムジンバス(広島市内〜空港)は走らなければなりません。
A ぶち壊されたローカライザー
B そして警察官に取り囲まれた機体
C 攪座 状態 A320-232 HL7762
D 飛べなくなったANAとIBEX
むなしく空転するファン
E 報道陣と野次馬
F 欠航案内 ひまなカウンター
暇なカウンター
G アシアナ機の乗務員と思われる女性 우리들은, 이것으로부터 어떻게 하면 좋니?
(私たち これから どうすればいいの?)
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事故後25日目
4月25日、日本航空の支援で燃料を抜き取り、同日深夜、飛行場西側空き地に台車移動しました。
海上保安庁広島航空基地方向から 撮影2015/05/09 佐伯邦昭
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07/06
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事故83日後撮影
6月23日に事故調査委員会の実地調査が完了し、機体の保全処分が解除されました。 しかし、7月6日現在、アシアナ航空が手を付ける気配はありません。
1番スポットのCL-600 JA03RJ、7番スポットの737-300 B-5572、その向こうにアシアナ事故機 撮影201507/06 本郷住人
エプロンの西側、貨物ターミナルの横の空地
ローカライザーの破片は右側前後にまとめて置いてあります
海上保安庁広島航空基地方向から撮影
ローカライザー
事故翌日 佐伯邦昭
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架台のみの状態 撮影2015/07/06 本郷住人
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事故88日後
〇
大変に失礼しました
7月11日早朝まで、広島空港のアシアナ機の撤去は当分ないだろうとの勝手な思い込みで、この問題を扱ってきましたが、アップし終わってから朝刊を見てあっと驚くタメゴゴローでした。
11日から解体のための作業が始まり、20日までに解体を終えて24日までに搬出してしまうということです。
広島空港事務所がアシアナ航空に対して「空港利用者の視界に入ることで、心理的な悪影響が出る心配がある」として早急な撤去を要請したためらしいですが、泣きっ面に蜂状態のアシアナ航空に対して、なんと無慈悲なお役人どもよと思わずにはおれません。
ヒコーキ雲編集者としては全く想定外の事態進行でありまして、いずれにしても大変に失礼をいたしました。
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新 事故95日後
解体作業中 台風10号と11号の影響で作業が遅れているようです。
撮影2015/07/18 本郷住人
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事故
101日後
解体したエンジンなど部品と切断破壊したスクラップは、航空貨物用のコンテナに収納され、広島〜仁川の同社定期便に積んで順次仁川空港へ搬送されました。臨時置場は、7月24日夕刻に片づけが終わった模様です。
撮影2015/07/24 本郷住人
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新 事故
158日後158
破壊されたローカライザーの復旧及びそのテストと検査がが9月18日に完了し、19日からCATVbの運用が再開され、正常な広島空港に戻りました。
撮影2015/10/18 佐伯邦昭
広島空港振興協会ホームページ 2015年9月19日 更新
広島空港におけるILS(カテゴリーIIIb)運用再開について
平成27年9月19日(土)より、事故発生前と同じ計器着陸装置(CAT-lllb)が運用再開しております。
これにより、事故発生以前と同様に安定な運航が可能となっています。 詳しくは,国土交通省のホームページをご覧ください。
http://www.mlit.go.jp/report/press/kouku16_hh_000006.html
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